2008年12月03日(水)
【NZ報告】生徒の学び [平成20年度 事後研修]
報告会では、9日間の学びをそれぞれが2分間にまとめて発表しました。
たくさんの聴衆がいる中での発表。
しかも、学校の体育館とは雰囲気が違う大ホール。
緊張感いっぱいだったようです。
生徒の発表は「研修テーマ」にそったものでしたが、ホームスティでのエピソード、ニュージーランドで授業を受けたときの感想、日本とニュージーランドの文化の違いなど、様々でした。
中学生という新鮮な感覚が、それぞれの発表から伝わってきました。
中央中学校のS君の報告を紹介します。
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僕がNZに行って一番大変だったことは英語です。ホームスティでは、なかなか会話がかみ合わず、ただ、頷くことしかできませんでした。学校の英語の授業と本場の英語はとても違うことを感じました。
学校訪問で感じたことは、人が多く、いろいろな人種の人がいたということです。肌が白い人、黒い人、アジア系の人、ヨーロッパ系の人など、たくさんいました。日本では違う人種の人に対して差別をする人がたまにいますが、その学校では、みんな楽しそうに、普通に会話をしていて素晴らしいと思いました。
ホームスティで行った丘から見た景色は、とても美しかったです。でも、そこは第二次世界大戦で日本軍が攻めてきたときのNZ軍の基地があったところでした。60年前、ここで日本と戦っていたのだと思うと、とても悲しくなりました。NZのきれいな景色の裏には、こういう一面があることを初めて知りました。
ファームスティでは、普段、動物と触れあう機会が少ないので、とても新鮮な気持ちになりました。羊や牛、馬、そしてラマなどがいて、見たり触ったりできました。ファームスティでお世話になった家族とNZの有名なスポーツ・クリケットをやることができました。本当に楽しく、貴重な体験ができました。
ホームスティ、ファームスティ、学校訪問など、NZの人々は初対面の僕たちを気持ちよく迎えてくれました。優しく挨拶をしてくれたり、笑顔で話しかけてくれたりと、とてもいい気持ちで過ごすことができました。僕も見習おうと思いました。
この9日間、何もかも初めてでした。この貴重な体験をさせてくれた両親、別海町の人たちに感謝しこれからいろいろなことを頑張っていきたいです。
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Posted by 管理者 at 09時58分