北海道野付郡別海町 別海中央小学校のブログサイト

別海中央小学校 [北海道別海町]

2021年03月16日(火)

☆別海中央小学校☆樺山敏郎氏オンライン講演会第二弾 [学校の教育課題の改善を図る研究・研修]

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3月16日火曜日,東京書籍標準学力調査の監修である樺山敏郎氏(前国立教育政策研究所学力調査官 兼 教育課程調査官)が,「続 別海町に期待される学力向上の方向〜"評価"から授業の質(方法論から能力論へ)を問い直す」をテーマに,前回の講演の続きをオンラインで講演して下さいました。

前回の講演では,地域として,学校として,個人としての自己を振り返ることができました。そこから次年度を見据えて,どのように授業改善するべきなのか,より具体に迫る講演の内容でした。
いくつもある情報を繋げて,必要なものを選択し,筋道立てて説明することができる子どもを育てていく為に,身につけたい資質能力の明確化と具体化。指導と評価の本当の一体化。見方・考え方を働かせた,納得解を探す授業構築。これらについて,具体的に示唆して下さいました。

「答えだけがわかっても,説明できなければ意味がない」と樺山氏は仰っていました。変化の見えない時代を生き抜く子どもを育てる為,子ども同士で考えを繋げ,納得する答えに辿り着くまでのプロセスを重視していくことや,子どもと教師の双方にとって学習の改善に繋がる学習評価について,組織として学びを深め,次年度に繋げていきます。

19時14分投稿 (中央小学校)

☆別海中央小学校☆表彰が行われました [学校の教育目標を達成させる教育活動]

 校長室で別海町書初め展で入賞した中央っ子の表彰が行われました。
 これからも素晴らしい作品を作り、また表彰されに来て欲しいと思います。入賞した皆さん、おめでとうございます。

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16時53分投稿 (中央小学校)

2021年03月12日(金)

☆別海中央小学校☆目指す中央っ子会議 [異学年の子どもが学び合う特別活動]

11日,「目指す中央っ子会議」を行いました。先日,後期委員総会が行われました。今回は,次年度中央小学校を背負う4・5年生が,「次年度の目指す中央っ子の姿」について話し合いました。

話し合いは,5・6年生混合グループに分かれ,KJ法で行いました。その後,3つのグループで集まり,どのような話し合いになったのかグループごとにプレゼンしました。

積極的に意見を広げようとする4年生と,4年生の意見を引き出しながら,整理しつつ話し合いをコーディネートする5年生。
「たくさんのあたたかい言葉があったら良いな。」「挨拶がもっと広がる中央っ子になったら良いな。」「どんな挨拶になったら良いだろう。」などと話し合いながら,次年度の中央っ子の姿に考えを巡らせる姿が見られました。

次年度の中央っ子の姿を思い描くことを通して,児童会活動の意義や運営について考えただけではなく,4・5年生で話す良さを実感していました。また,自分達で学校づくりをする上での可能性も見えてきているようでした。

この話し合いの内容は,次年度児童会スローガンにも生かしていきます。

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07時34分投稿 (中央小学校)

2021年03月11日(木)

☆別海中央小学校☆5年「総合的な学習の時間」で東日本大震災について講話を開きました [大切にしたい今日の出来事]

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 5年生は現在,総合的な学習の時間で「別海町の防災」について学んでいます。3月11日(木),今日は東日本大震災について考える時間を設けました。
 本校に勤務する佐藤先生は,福島県出身です。震災当時,ご家族は現地に住んでいました。震災が起きてから10年,5年生の子どもたちは,当時まだ1歳。映像や写真でしか知らない震災について,
 『自分事として震災について考えてほしい,考えたことを未来につなげて自分の命を守れる人になってほしい』
という佐藤先生の願いを込めて,当時の様子や報道だけでは見えてこない実情について話していただきました。

 「災害が起きたら『逃げる』とわかっていても,実際に起きたらすぐに逃げることができそう?」という質問に,「逃げようとは思うけど…。」「本当に起きたら逃げられるかな…。」と佐藤先生の質問や言葉に真剣に考える子どもたち。他にも「避難所の生活で本当に困ることとは?」「何をもって復興といえるだろう?」などの質問に,自分事として捉え,時には意見を交流しながら考えを深めていきました。

 授業後の子どもたちの振り返りには,このようなことが書かれていました。
「先生の話を聞いて,どんなことが大変で,災害が起きるとどんな気持ちになってしまうのかを考えることができた。自分の思い出のある家が流されてしまって,とても辛いと思うし,家族が生きているのか無事なのか心配や焦りがあったと思う。そんな経験をした先生が今日震災について伝えてくれて話しているときも思い出して辛かったかもしれない。自分ももっと経験した人から話を聞いて伝えていく必要があると思った」

「話を聞く前は,地震が起きた時はや避難所に行く時が大変だと思っていたけど,その後が一番大変だとわかりました。避難所生活では,たくさんの人がいるから気をつかって過ごさなきゃいけない,また,ペットを連れて行けないのも飼っている自分としては,しっかり自分事として考えないといけないと思った。地震が起きた後も差別やいじめがあって,実際に自分も今日ネットで差別しているコメントをたくさん見たので,自分たちは差別せずに受け入れることが大切だと思った。震災からだいぶ経ったけそ,まだ復興できていない。もし,別海でも大きな地震がきても.自分の命を大切に,あきらめず行動し続けることが大切だと思った。日頃から相手の気持ちを考えて過ごせるようにしていきたい。」

「3.11の経験で,2018年の西日本で大雨が降っても無事に避難できると思っていた。でも,84%の人が避難していないっという現実があった。その時の判断で,生きるか死ぬか決まる。だから自分の自己課題は地域の人に『日々危機感をもってもらう』だったけど,『正しい判断をすばやくできるように,危機感をもってもらう』という課題に変わった。『正しい判断』というのに答えはないのかもしれない。知り合いがまだ避難できていない。助けに行っても自分が死ぬかもしれない。様々な判断で死が決まる。どんな判断でも後悔がないように,日々の生活から正しい判断ができるようにしたいと思った。」

 「いつ,だれが震災被害にあうかわからない」という現代社会で,「自分の命を自分で守る」ために,今日のような時間を通して,本当の意味での防災について,子どもたちにはこれからも考え続けてほしいと願っています。

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16時53分投稿 (中央小学校)

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