2017年08月25日(金)
【中西別小学校】発表は「させる」ではなく、「したい」ものである。 [校長室から]
本校の学校評価(1学期実施)に「自分の考えや気持ちを発表する」という項目がありますが、大半の児童が苦手と回答しています。
児童の苦手意識を払拭するためには、一体何が必要なのでしょうか。児童の意識改革でしょうか。
いえ、必要なことは授業改善です。学ぶ意欲が喚起されない授業で、いくら発表させようとしても主体的ではありません。大切なことは「させる」のではなく、「したくなる」です。
本日、第1回目の修学旅行についての話合い活動を行いました。全体進行は6年生の担任でした。進行していた先生は、要所要所で発表を喚起する手立てを講じていました。さずが、ベテラン!プロですね。
少しだけ、手立てを紹介します。
1 アイスブレーキングでリラックスさせ、雰囲気を作る。
2 近くの児童同士で話合い、考えを作らせる。
3 考えを発表した時、すかさず共感する。
4 発表内容のよさについて根拠を具体的に子どもに説明
する。
5 児童の考えを一人として無駄にせず、全員の意見を生
かす。
Posted by 中西別小学校 at 17時49分
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