中西別小学校 [北海道別海町]

　本校では、年間３３回の全校朝会を計画してます。その予定の中で「○○先生のお話」があります。担当になった先生は、季節に関するお話や児童が気になっているニュースなど話す内容を厳選して準備します。そして、ただ話すのではなく、児童に考えて欲しいことや気付いて欲しいことをメッセージとして加え、学校生活がより豊かになるように工夫しています。
　本日は、５，６年生担任の先生が「もしも、小学生に戻れるなら、３つのことを直したいこと」というお話をしました。
　
　

３０ｃｍ定規を提示する

　先生は、直したい３つとして「発表」「姿勢」「ゲーム」を取り上げて話しました。
　発表が苦手でも挨拶を自分から進んで行えばよかった。
　姿勢が悪かったので、３０センチを意識して字を書いたり、読んだりすればよかった。
　ゲームを隠れて暗いところやっていたので、明るいところで、休憩を入れながらやればよかった。

　子ども達は、先生のエピソードを交えた話を最後まで聞き、自分たちの生活を振り返っていました。

集中して話を聞く

話し手の顔を見る

体を向けて話を聞く

　10月7日（日曜日）に開催を予定していました第40回別海町パイロットマラソンが中止となったことから、別海町教育委員会のご厚意で参加者へ配付する予定でした「べつかいの甘酒ハニーミルク（140ｍｌ入り）」が本町の小中学校に配付されました。ありがとうございました。

見学時の写真を見て、メモをとる

　学芸会が成功裡に終わった今週、各学級で意識していたことは、「生活リズムを取り戻す」「児童の集中力を高める」の２点でした。どしても大きな学校行事に取り組んでいる時は、特別時間割やら学習場所の移動など児童の学校生活はバタバタして落ち着きがなくなります。
　そこで、本校では児童の集中力が少し高まるよう、いつも以上に映像教材や写真などを活用した授業を工夫しています。

視覚映像があることで集中する

見学時のメモと写真を比べる

教科書を写す

キーワードを探す

気付いたことを伝え合う

　また、映像教材ではありませんが、児童がイメージしやすいような図や絵を提示して思考過程の支援としています。

位置関係を示す

イラストでイメージ化

　最後に、２時間続きの授業であれば活動や作業などを取り入れ、学習内容を工夫しています。「我慢しなさい」「頑張りなさい」だけでは児童の集中力は向上しません。まず、児童が集中できるような学習内容を準備して、意欲的に取り組む姿を見取り、褒める。遠回りではありますが、この連続が効果的と考え取り組んでいきます。

操作を相談する

名刺を仕上げていく

なるほど、なるほど

　野付漁業協同組合と別海漁業協同組合の青年部の方々が来校し、別海町役場がサポートしている出前授業を行っていただきました。出前授業では、解けないロープの結び方や雄雌の見分け方、三枚おろしの方法について丁寧に教えていただきました。子ども達は、１匹の魚が、店頭に並ぶまでを見学できました。また、「水産業が盛んな別海町で、どんな工夫をして漁業を行っているのか」「新鮮な鮭を安心して食べてもらうために、どんな努力をしているのか」などについてお話を聞かせていただきました。
　青年部の皆様、ありがとうございました。

ここに通すんだよ

三つ編みみたいだね

絶対に解けないんだよ

えらをとるよ

気を付けてね

優しく、優しく

ゆっくり切るよ

すご〜い。初めて見た！