上西春別中学校 [北海道別海町]

　１年生が音楽の授業で、琴に挑戦しました。
　５時間扱いの中で「さくらさくら」を演奏しただけでなく、最終回となる今回の授業では一人一人が創作曲を発表しました。

　普段は学年毎に実施している道徳の授業ですが、今年度は４回「縦割り道徳」を計画しています。今回は、西春別駅前地区の交流として、上西春別幼稚園の先生方にも参観していただきながらの授業でした。
　「縦割り道徳」は、全校生徒を３グループにわけて行います。３学年が混ざっているだけに、広い視野に基づく上級生の指摘や、下級生の新鮮な意見など、大変興味深い議論が交わされました。

　先週３日間のフリー授業参観を実施し、保護者だけでなく地域の皆さんにも授業を公開しました。
　本校としては初めての試みでしたが、案内を見て参観に来てくださった方がいたのは、学校として大きな励みとなりました。

　西公民館で開催される年末の恒例行事にボランティアとして参加しました。
　例年は餅つきのお手伝いのみでしたが、今年はそれに加え、生徒会中央委委員会の企画による工作＆アトラクションブースの運営、及び吹奏楽部によるアンサンブルの披露を新たに実施させていただきました。どちらの催しも大賑わいで、また一つ地域との接点を増やすことができました。

　釧路地方法務局根室支局より人権擁護委員のお二方にお越しいただき、全校生徒を対象にスマホ安全教室を行いました。
　安易な行為が取り返しのつかない結果に結びつくことがあることや、万が一の時の対応法をビデオと講話から学習しました。スマホは中学生にとっても身近なツールですが、使い方によっては自分や家族・友人の人権を侵害する可能性があるだけに、生徒達も真剣に受けとめていたようです。

　３年生が家庭科の保育の学習として、上西春別幼稚園様を訪問し実習を行いました。
　今年は、幼稚園の先生に幼児期の特徴を事前指導していただいたおかげで、生徒達は慌てることなく園児と接することができたようです。生徒達の決して中学校では見せることのない表情からは、教室では学ぶことのできない大切なものを感じ取っている様子がうかがえます。

　９月末に実施した職場訪問インタビュー。そこで学んだ内容をまとめたポスターを作成し、それを用いてグループ毎に発表を行いました。
　のべ１１グループの発表がありましたが、発表する時だけでなく聴く側になっても集中力は途切れることなく、各グループの発表後にはその都度多くの質問が寄せられ、充実した発表会となりました。