〒088-2564北海道野付郡別海町西春別駅前西町270番地1 0153-77-2374 Fax0153-77-3246 R3.4.6生徒数78名

上西春別中学校 [北海道別海町]

2015年03月11日(水)

【上西中】東日本大震災から4年目 [・校長発]

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あれから4年が経ちました。
東日本大震災。
多くの方々が犠牲になられました。
今でも被災地は復興の途上にあります。

かつて経験したことのない巨大地震。
そして、巨大な津波。
テレビに映し出される被災地の様子。

どれもが「想定外」のことでした。

しかし、あの日の教訓から、日頃の危機管理の大切さを思い知りました。
何か起きたとき「想定外」にしてはならない。
最悪を想定し、日頃から準備を怠らない。
このことを肝に銘じました。

今年の冬、この地方を幾度となく爆弾低気圧が襲いました。
暴風雪となりホワイトアウトで1メートル先も見えないような状況。
学校周辺は陸の孤島と化し、家に閉じこもっているしかない日が何日も続きました。

もし、このようなときに巨大地震がこの地方を襲ったらどうなるのだろうと考えずにはいられませんでした。

「想定外でした」と言えるのだろうか。
自然の脅威の前になす術がなかったと弁解するのだろうか。

暴風雪における危機管理。
それとともに暴風雪時に地震のような自然災害が重なったとき、生徒たちの命をいかに守るのかを考えておくことの大切さ。
このことについて、東日本大震災から4年目に当たって深く考えてみたいと思います。

東日本大震災で犠牲になられた方々に対し、哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りするとともに、被災地の今後の復興をお祈りいたします。


平成27年3月11日
校長 青坂信司

Posted by ブログ管理者 at 09時34分

2015年02月27日(金)

【上西中】規則正しい生活を送りましょう [・校長発]

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※グラフの上でクリックすると大きくなります。

今年度、学期始めに生活チェックシートを活用することで、規則正しい生活が送れるように取り組んできました。
冬休み明けにも一週間取り組みました。
これで今年度は3回取り組んだことになります。
その結果をグラフにしました。

家庭学習の時間が大幅に伸びましたが、これはやはり3年生が高校入試に向けてがんばっていることが大きく影響しています。

運動・外遊びの時間が減りました。
やはり冬場になっていますので、どうしても家の中に閉じこもりがちになってしまいます。

メディア関係では、ネット・携帯に費やす時間が徐々に増えてきていることが気になります。
無料通話アプリ等を利用したトラブルも全国的に発生しています。
くれぐれも気をつけたいところです。


平成27年2月27日(金)
校長 青坂信司
吹雪による臨休の日に

Posted by ブログ管理者 at 08時22分

2014年12月17日(水)

【上西中】優しさを育む [・校長発]

先日、3年生が幼稚園交流をしました。
家庭科の授業の一つです。
生徒が次のような感想を書いています。

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一番すごいなあと思ったことは、先生方の接し方です。幼稚園交流に行く前は、元気よく接しているのかなと思っていたけど、実際に見学してみると、落ち着いた優しい口調で話しかけていて、私が幼稚園児の気持ちになって考えてみたら、そういう風に接してくれたほうがいいなあと思いました。
(後略)

幼稚園の先生方の接し方について、このような感想を持った生徒たちがたくさんいました。
園児側の視点だけではなく、教師側の視点に立って感想を書く生徒が増えてきます。
見方も鋭いものがあります。
中学校3年生というのは、やはり一歩一歩社会人に近づいているのだなと痛感させられます。

幼児は、どんなときでも大体全力で行動している。無知で言われた事を素直にきく。先生方の接し方は、幼児に話をするとき、大きい声ではっきりと聞こえやすいように話していた。自分は、幼児と接することはあまり出来なかったけど、最後に手を振ったときに、ちゃんと反応してくれて「このくらいの年の子って、本当に純粋なのだな」と思った。

幼児が無知であるかどうかは別にしても、このような感想を書く生徒の純粋さも伝わってきます。

中学生にとって、幼児と交流するということは、とてもよい体験となりました。
思春期前半を送っている中学生にとって、幼児との交流は優しさや思いやりを育んでくれる貴重なものです。
脳の発達にとっても極めて価値のあるものです。

今後とも大切にしていきたい交流の一つです。


平成26年12月17日
校長 青坂信司

Posted by ブログ管理者 at 15時12分

【上西中】就寝時刻と家庭学習時間 [・校長発]

3年生の学級通信に担任の先生が次のようなことを書いていました。

画像(218x163)・拡大画像(640x480)
(略)
先週から取り組み始めた就寝時刻と学習時間の調査によると、先週の男子の平均就寝時刻はおおよそ10:30、平均学習時間は613分(1日平均すると約2時間)、女子はどうかと言うと、平均就寝時刻が11:20、平均学習時間は646.5分(1日平均で2時間10分弱)でした。
(略)
確実に意識は向上していると感じます。昼休みや放課後に、西尾先生のところに数学を教えてもらいに来ている人がいます。給食を食べ終えた後や休み時間に、問題集を開いている人がいます。そういった姿を見ると、ようやっと受験生らしくなってきたなーと思います。
(略)
前回の通信でも書きましたが、学校でも休み時間にも勉強するくらいの意識が必要です。そして、そうしている人を邪魔する人がいてはいけません。3A全体でよい雰囲気を作っていきましょう。そして、みんなで、全員第一志望への合格を目指して頑張っていきましょうよ!!

体重を減量するのに、効果的な方法としてレコーディング・ダイエットというのがあります。
毎日、自分の体重をはかり、記録していくというものです。
それ以外に特別なことをするわけではありません。
個人差はあるのでしょうけど、それなりに効果があるといわれています。

就寝時刻と学習時間を記録することで、確実に意識は向上していると担任の先生は書いています。
自分の生活を「就寝時刻」と「学習時間」という2つのモノサシで振り返ることによって、自分なりに意識していっています。

特に3年生は、受験生です。
私にも記憶がありますが、受験前やテスト前というのは、勉強することから逃げたくて、ともかく勉強とは関係ない本を読みたいと思ったものです。
色々な誘惑につい負けてしまいそうな自分がいます。
自分の心をコントロールするためにも、是非日々の生活を記録していってほしいなと思います。

頑張れ、3年生!


平成26年12月17日
校長 青坂信司

Posted by ブログ管理者 at 09時45分

2014年12月11日(木)

【上西中】夢につなげていく [・校長発]

卒業生が、活躍していることを知るということはとてもうれしいことの一つです。

最近でのことでいえば、スピードスケートでのワールドカップ出場、別海町のスポーツ功労賞を授与されたこと、中標津高校ラグビー部に入った卒業生二人が全国大会である花園に出場すること、そして駅伝大会で全国大会に出場する卒業生がいるということ。

どれも上西中にとって嬉しく、誇りに思えることです。

画像(218x155)・拡大画像(249x178)

先日、釧路高専のパンフレットを見ると、2人の卒業生が掲載されていました。

卒業生2人のコメントに「中学生のときの夢を実現するために」というのがありました。

中学時代に、自分の夢を描き、そしてその夢に少しでも近づけるようにするために、進路を決め、日々努力しています。
そのことが伝わってくるコメントでした。

スポーツの世界と共に学問でも頑張っている卒業生がいます。

これからも一人ひとりの夢につなげていける中学校教育でありたいなと思いました。


平成26年12月11日
校長 青坂信司


Posted by ブログ管理者 at 16時33分

2014年12月04日(木)

【上西中】人とのつながり [・校長発]

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先日、行政相談の出前授業がありました。
出前授業が終了して、生徒たちは授業の感想を書きました。
それらを礼状と共に郵送しました。
それらの感想の中に、講師をしてくださった総務省釧路行政相談分室の方に質問を書いた男子生徒がいました。

数日すると、その方から大変丁寧な返信のお手紙が届きました。
それが右に掲載したものです。(お名前も書いてありましたが省略させていただきます)

生徒の質問に丁寧に答えてくださっていることに、私は大変感激しました。
誠実なお人柄を感じます。
返信をもらった生徒にとっても大切な勉強となりました。

質問すると、それに対してきちんと正対して返信する。

これは案外できそうでできません。
つい返信することを失念したり、何を書こうかと迷っているうちに時を逃してしまうことがよくありがちなことです。

生徒たちにとっては、いつも接している教師が授業をしたわけではありません。
社会の中で実際に何らかの仕事についている方が、その仕事の一端を出前授業という形で示してくださいました。

いわばその方を通して、社会とつながりを感じることになったはずです。
そして、仕事というのは誠実にするものなのだということを釧路行政相談分室の方の「質問に丁寧に回答する」という行為で知ったのではないでしょうか。

外部の方をお呼びして話を聞く。
そこで終わらずに感想を書き、礼状を送る。
「人とのつながり」を大切にする。

こうしたことを丁寧に学校教育の中でしていくことの大切さを思います。


平成26年12月4日
校長 青坂信司

Posted by ブログ管理者 at 20時40分

【上西中】継続して取り組む [・校長発]

画像(218x163)・拡大画像(640x480)

後期中間テストが終了しました。
答案用紙が各個人に返却され、授業ではその解説と見直しを行っています。
近日中に、得点通知表が各ご家庭に配布される予定です。
学年ごとの「学習だより」は、12月2日付けで配布しております。

採点されたテスト用紙が戻ってきて、喜ぶ生徒、反対に残念がる生徒などさまざまです。
点数の上がった生徒もいれば、下がった生徒もいます。
点数で一喜一憂すること、それは昔から変わらない教室風景の一つです。

今回は、前回の定期テストより、学習への取り組み方に改善が見られ、結果となって現れた生徒も多かったようです。
生徒たちの前向きな取り組みを嬉しく思っています。

年に何回か行われる定期テストを通して私が思うことは、是非生徒たちには努力すると成績はアップするということを感じてほしいなということです。

ところが現実には、努力してもなかなか成績が上がらないこともあるでしょう。
「きちんと勉強したのに上がらない」
「どうせ私は努力しても駄目なんだ」
そんなことを感じることもあるでしょう。
しかし、そうしたことにめげずに努力を続けてほしいなと思います。

一度や二度の失敗にめげずに何度でも挑戦する心、忍耐強く取り組む姿勢等は、目に見える点数以上に生涯に渡っての財産となります。

日々、取り組む学校や家庭での学習。
忍耐強く、根気強く取り組むことは決して無駄にはなりません。
この取り組む姿勢を土台にして、今までの学習方法を見直しながら、少しでも前向きに取り組んでほしいと思います。

これから年末、年始を迎えることになります。
生活リズムは、どうしても乱れがちになります。
そんなときであっても、1時間でも2時間でもコツコツと学習する習慣を継続してほしいと思います。


平成26年12月4日
校長 青坂信司

Posted by ブログ管理者 at 08時54分

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