野付中学校 [北海道野付郡別海町]

2020年から小学校・中学校での英語教育が大きく変わることになり、移行措置として2018年から小学校にも段階的に英語活動および英語科が導入されています。
それに伴い、別海町では2学期よりALTが従来の2名から4名に増員され、町内16の小学校・中学校へほぼ週に1回のペースで入ることが出来る体制が整いました。

8月23日(金)には、「先輩ALT」のマシュー先生とディー先生の協力で、新ALTのセラ先生、セオドール先生との「出会いの場」を設定して頂きました。

当日は生徒会長が歓迎の言葉を述べた後、新ALTが自己紹介スピーチを行い、1学年生徒が英語で質問。2年生は野付地域を紹介するプレゼンを、3年生は野付中学校を紹介するプレゼンを英語で行いました。本校には母語が異なる人たちとも分け隔てなくコミュニケーションをとれる生徒が多いです。今回も、お二人のプライベートな部分まで聞きだそうとする姿があり、頼もしく感じました。相手に対する興味を持つことが人間関係を築く土台となります。これからも、多様な文化を理解し、同じ「地球人」として協働できる野中生であり続けて欲しいですね。

　本日の部活動ですが、警報は出ておりませんが、雨と風が強いため中止とします。
　生徒の迎え等でご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。

野付学校区学校運営協議会(CS)のご協力により、北海道防災教育アドバイザーの三浦浩さんをお招きしての防災減災講演会を8月21日(水)6校時に行うことができました。

15歳の時に奥尻島沖を震源とする北海道南西沖地震を体験し、地震発生からわずか3分で襲ってきた津波を背に祖父母を連れて高台へ逃げた時のお話は「自作絵本」としてまとめられ、今回は「紙芝居」として語ってくれました。

命を守る大切さを語り継ぐ三浦さん。大切なことを「ももよさま」(もどらない・もたない・よらない・さがさない・またない)としてまとめていらっしゃいました。また、中学生へのメッセージとして、どんなにつらいことがあっても雪はとけるし、トンネルには出口があること。そして、真っ暗になれば星がきれいに見えることなど、命の尊さを津軽弁交じりの味のある語り口調で伝えてくれました。

三浦様、そして学校運営協議会の皆様に心より感謝を申し上げます。
9月24日(火)には津波を想定した幼小中合同避難訓練が実施されます。避難方法についてはＣ(点検)Ａ(改善)Ｐ(計画)Ｄ(実施)を行い、より現実的に考えて少し変更していますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。