中西別小学校 [北海道別海町]

　本校では、落ち着いて学習や生活ができるように『みんなのやくそく』を決めて、全校で取り組んでいます。
　学習の準備や挨拶、姿勢、発表の仕方や話の聞き方などについて、教職員で話し合い、子ども達の状況やなってほしい姿を考え、まとめたものです。

授業のはじめと終わり、お客様への挨拶は大きな声で、はきはき、相手の目を見て。

机の上は必要なもののみ置きます。

話すときは相手を見て。聞く時は話している人におへそを向けて。

ノートには、必ず日付、めあて、まとめを書きます。

掃除や後片付けは時間内すませ、早く終わったら友達の手伝いを。

傘もくるっととめて。みんなで使う場所もきれいに気持ちよく。

　こういったきまりを学習規律や生活規律といいますが、これらが確立されることにより、例えば、授業開始後に学習用具の準備にかけていた時間が不要になり、学習の時間が十分に確保されます。
　また、安心して自分の意見を伝えたり、友達の考えを聞いたりでき、学びが深まります。

　ただ、学習規律や生活規律は、一度指導すれば終わりというものではなく、継続的な指導と取組で、一人一人の子どもたちにしっかりと身に付けさせることが大切です。
　本校では、子ども達の定着状況を定期的にチェックして、些細な変化も見逃さず、タイムリーに指導すること、成果を示して喜び合い、次への目標を立てることなどを大切にしていきます。
　ぜひ、家庭や地域の中で、子どもたちが「みんなのやくそく」を意識している姿が見られたらほめ、ちょっと忘れているなあと感じたら、声をかけていただけると幸いです。