別海中央小学校 [北海道別海町]

　音楽室前に「中央っ子 夢の道」が掲示してあります。これは全校児童１人１人の将来の夢が記載されたもので、各学年毎に掲示されています。
　２階音楽室前に掲示されていますので、今週行われる参観日に来て頂いた際などに見て頂ければと思います。

　暗唱検定の表彰が校長室で行われました。
　大休憩や昼休みの時間を利用して検定に励む子供達、少しずつの積み重ねが実を結び、今回３名の合格者が誕生しました。これで合計４名の合格者となります。
　まだまだ検定を受検している子供達は沢山います。自分達の目標に向かい努力を続け、頑張って欲しいと思います。

　現在６年生の総合的な学習の時間に，自分の夢について考えることや，その後の自分自身の生き方について考える学習を行っています。
　その中でもキャリア教育の一環として，地域の保護者や住民の方の中から，ゲストティーチャーをお招きして，お話を伺っています。その第一弾として，本校の保護者でもあり，元スピードスケートのオリンピック選手である森野志保様にお越し頂いて，ご講演頂きました。

　卒業を目の前にした６年生は，この時期に各教科で夢や人生について考える時間が多くあります。毎日の生活や自分の生き方や人生について色々なことを考えています。しかし当然，難しいこともあります。うまく説明のつかないこともあります。まだ夢についてよく分からないこともあります。ですが，そんな彼らの悩みや不安を一掃してくれる本当に素晴らしい内容でした。子どもたちの目は１時間ずっとキラキラと輝いていました。

　森野様自身の半生をふり返り，栄光や挫折の陰に表面には表れない苦悩や葛藤を子どもたちに伝わる言葉で，熱く語り掛けて下さいました。
　世界を舞台に活躍された森野さんのお話の最後には，とても印象的で明日から本校の６年生も実行できる話をして下さいました。

『挨拶や関係作り，話を聴くことを大切にしよう。』
『たとえ失敗や挫折，人に迷惑を掛けることがあっても，必ず挽回しよう。』
『人に応援される人になろう。』

というとても温かく，心に響くお言葉でエールを送って下さいました。スケートやスポーツだけに通じるお話ではなく，一人の人間としてどう生きていくか。夢やこれからの人生を考えていく子どもたちにとって，本当に有意義で実りある時間でした。
　
　森野様，お忙しい中，中央小学校の子どもたちのために，子どもたちの未来のために，貴重な時間をつくって頂き，本当にありがとうございました。中央小学校の先輩である森野様のお話を受け，また中央中学校の先輩たちの全国制覇の報せを受け，現在の中央小学校の６年生も，卒業までしっかりと自分たちの未来予想図を組み立てていきたいと思わせて頂きました。