2014年04月07日(月)
【上西中】一学期始業式式辞・前半 [◆学校行事]
新2年生、新3年生の皆さん、進級おめでとう。
新しい学年を迎えて、皆さんの心の中では、少しでも昨年度より、よりよくなりたいと思っている人が沢山いるのではないでしょうか。
今日は、校長先生から、皆さんが今よりよりよくなるためのヒントを話すことにしましょう。
ここに一枚の白い紙があります。
この白い紙の使い道には、どんなことが考えられるでしょうか。
ある人は、メモ帳代わりに字を書くことだ、というかもしれません。
ある人は、今年の目標を書く、ある人はちぎって紙ふぶきにする、ある人は折って何かを作るということであるかもしれません。
それじゃ、校長先生が、この白い紙で何かを作ってみます。
(紙を折る)
これができました。
何でしょう。(「紙飛行機」)
そうですね。
紙飛行機です。
しかし、このままでは飛びません。
(紙飛行機から手を離す。そのままステージに落ちる)
紙飛行機の形になっていますが、飛ぶためには押し出すというエネルギーが必要です。
押し出すというエネルギーがあることによって、初めて紙飛行機は飛びます。
さて、この紙飛行機は、新年度にふさわしい飛び方をするか実際にやってみましょう。
(飛ばしてみる。ステージ上をくるりと回って、演台に戻ってくる。生徒たちから笑い声)
白い紙は、中学生のみんなです。
自分がなろうというものになれるという意味で白い紙の状態です。
そして、例えば紙飛行機になろうとしたら、その手順を踏まなければなれません。
紙飛行機になっても、今度は飛ぶためにはエネルギーが必要です。
みんなにとってのエネルギーとは、やる気です。意欲です。
そのエネルギーがあって、紙飛行機は飛ぶことができるのです。
※式辞は後半へ
Posted by ブログ管理者 at 10時46分