2014年12月04日(木)
【上西中】人とのつながり [・校長発]
先日、行政相談の出前授業がありました。
出前授業が終了して、生徒たちは授業の感想を書きました。
それらを礼状と共に郵送しました。
それらの感想の中に、講師をしてくださった総務省釧路行政相談分室の方に質問を書いた男子生徒がいました。
数日すると、その方から大変丁寧な返信のお手紙が届きました。
それが右に掲載したものです。(お名前も書いてありましたが省略させていただきます)
生徒の質問に丁寧に答えてくださっていることに、私は大変感激しました。
誠実なお人柄を感じます。
返信をもらった生徒にとっても大切な勉強となりました。
質問すると、それに対してきちんと正対して返信する。
これは案外できそうでできません。
つい返信することを失念したり、何を書こうかと迷っているうちに時を逃してしまうことがよくありがちなことです。
生徒たちにとっては、いつも接している教師が授業をしたわけではありません。
社会の中で実際に何らかの仕事についている方が、その仕事の一端を出前授業という形で示してくださいました。
いわばその方を通して、社会とつながりを感じることになったはずです。
そして、仕事というのは誠実にするものなのだということを釧路行政相談分室の方の「質問に丁寧に回答する」という行為で知ったのではないでしょうか。
外部の方をお呼びして話を聞く。
そこで終わらずに感想を書き、礼状を送る。
「人とのつながり」を大切にする。
こうしたことを丁寧に学校教育の中でしていくことの大切さを思います。
平成26年12月4日
校長 青坂信司
Posted by ブログ管理者 at 20時40分