上風連小学校 [北海道別海町]

　上風連小学校の伝統行事の「すずらんの花束贈り」を、今年も行うことができました。
　すずらん摘みと花束作りは縦割り班で行い、各班の6年生が中心となって、たくさんのすずらんを摘み、かわいい花束を作りました。下の学年にていねいに教える姿は「さすが6年生！」と、6年生がとても頼もしく見えました。
　花束贈呈は、学年ごとに行いました。訪問先では、花束やメッセージカードなどを贈らせていただきました。どの学年も、緊張しながらもしっかりと贈ることができました。
　地域の皆様、子ども達の活動に対しまして、ご理解、ご協力をいただきありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

　総合的な学習で「福祉教育」を行いました。別海町社会福祉協議会の方をお招きし、「車いす体験」「アイマスク・白杖体験」「高齢者疑似体験」の３つを行いました。
　「車いす体験」では、児童玄関前の段差を上り下りしたり、グラウンドに降りていく坂道を下ったりしました。想像以上に大変で「前輪を上げるのが難しい」「坂道を下るのがこわかった」と子ども達は話していました。
　「アイマスク・白杖体験」では、普段使用しているステージの階段を使い、実際に歩きました。特に、白杖を使った時には、方向感覚がわからず、階段から足を踏み外しそうになる場面も見られました。
　「高齢者疑似体験」では、体におもりやゴーグルを付け、階段の上り下りをしたり、小銭を拾ったりしました。普段当たり前にしていることが思うようにできず、高齢者の方の気持ちを考えることができました。
　体験を終えた子ども達は、「困っている人がいたら優しく接したい」と今後の生活について語っていました。

　今回、このような貴重な体験をさせていただいた別海町社会福祉協議会のみなさん、本当にありがとうございました。

　6月5日（日）、第10回小中合同運動会を実施することができました。初めは肌寒かったのですが、午後からは青空になるという素晴らしい天気に恵まれ、また、地域・保護者の皆様のあたたかい応援に後押しされ、全校児童46名は元気いっぱい競技に取り組むことができました。
　朝早くからの準備、子ども達へのあたたかい応援、競技に関わるご協力、後片付けなど、今年度も、保護者の皆様、地域の皆様のご理解･ご協力の元、素晴らしい運動会になりました。本当にありがとうございました。