2021年04月28日(水)
【上西春中】令和3年度第1回生徒総会が終わりました。 [◆生徒会活動]
こんにちは、上西春別中学校です。これまで何度かお伝えしてきた通り、昨日27日の6校時目に令和3年度1回目の「生徒総会」が開かれました。年に2回しか行われないうちの1回目が終わったわけですが、2人の議長がともに就任挨拶の中で述べていた「よりよい学校にする」ための話し合いは、果たしてできたのでしょうか?少し振り返ってみたいと思います。
司会の中央委員による「開会宣言」の後、まず「校長先生のお話」がありました。総会が盛り上がることへの期待も込めて、少し長めのお話でした。内容は「君たちの力で世の中を変えることができる。実際の例をあげます。卒業していった3年生(現高1)たちが、昨年“行政相談出前授業”を受けたときに、いくつかの要望を講師役の行政相談員の方に伝えました。すると行政相談員の方が行政に働きかけてくれて、今、実際に改善に向けて進んでいることがある(注※具体的にお話をされていましたが、全部書くと物凄く長くなるので割愛します)のです。」ということと、総会にあたって「当事者意識を持つ(自分事として捉える)こと・討論をすること・自ら考え判断することの3つを大切にして欲しい。」といったことでした。
議事は「令和2年度の活動反省」から始まりましたが、ここは質疑0で終了。次いで「令和3年度の前期活動計画」・「予算案」・「生活の心得」・「生徒会会則」について協議されました。ただ、既報の通り今回の生徒総会で「委員会の活動計画に対する質問・意見は0」だったので、質疑があったのは「生活の心得」に話しが移ってからでした。1年生と2年生の代表者が順に質問に立ち、それに対して中央委員会から答弁がありました。特に再質問等はなくスムーズに生徒総会は進み、15:05丁度時間通りに終了しました。
多くは申しませんが、個人的にはスムーズすぎるのが逆に引っ掛かりました。「生徒総会は最高決議機関」…ひょっとすると、このことの意味を生徒たちもよくわかっていなかったのかもしれませんね。勿論簡単ではないですが、本当はその気になれば「動かしようのない決まり」だと思っていたことだって、変えることは可能(但し、“授業を全て体育にする”とか学校の裁量で決められないようなものは無理ですが)なのです。
うちの生徒会に今必要なのは、「自分達の力で何かを成した」という経験をすることなのかもしれませんね。
Posted by ブログ管理者 at 10時00分