2006年09月11日(月)
字の覚え方 [1年生]
1年生では今、カタカナを覚えています。カタカナが終わったら、いよいよ漢字の学習に入ります。
平仮名だろうと漢字だろうと、新出字の覚え方は基本的に同じです。
?指書き
筆順を見ながら、指で書きます。10回ほどです。
?なぞり書き
えんぴつで、字を2回なぞります。
?写し書き
お手本を見ながら、字を書きます。
えんぴつで字を書くのは3回だけです。
低学年のうちは特に、「鉛筆で書くこと」に抵抗感を持つ子がいます。大人が思っている以上に負担が大きいのです。
まず、指先で正しい筆順と字形を覚え込むのです。
最後の詰めとして、
?空書き
をします。
教師に向かって字を書かせるのです。
これで本当に正しく覚えたかどうかをチェックします。
ただ、人間は忘れる生き物ですから、復習をしなければなりません。
理想を言えば、その日のうちにお家で1回。
次の日。
1週間後。
1ヶ月後。
というように、間を開け、4回復習すればまず記憶されます。
教科書をよく見ると、だいたいこの間隔で復習ページがあります。よくできています。
さらに、
「ひらがなの"あ"は"安"という字を崩して作ったんだ。」
とか、
「カタカナは漢字の一部分、『イ』なら『伊』の左側だよ。」
というように、子どもがイメージしやすいお話をたくさんしてあげるのも、字に興味を持つきっかけになります。
子どもはこういうちょっとした話を好むものです。
Posted by 上風連小学校 at 15時31分
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