上風連小学校 [北海道別海町]

　１０月２０日（土）は上風連小学校の学芸会です。今年の劇は、低学年『さるとかに』中学年『ゲゲゲの鬼太郎』高学年『あ』という演目です。また、低学年は『太鼓』中・高学年は器楽演奏があります。
　校内では、一反木綿の衣装に苦心し、「めだまの親父を体育館に忘れた？？？」という声が響いています。

　どこの学校でもそうでしょうが、この時期、先生方は遅くまで残って頑張っています。大道具づくり、バック絵描き、音響の編集、ピアノ練習などに取り組んでいます。
　どうです、このバック絵・・・。目の前で見たいと思いませんか？

　もちろん子ども達も頑張っています。学級での練習、放課後の器楽練習など、完全に学芸会モードになっています。
　低学年も先生の粘り強い指導でだんだん形になってきました。

　いよいよ20日は学芸会です。心配なのは、演技でも楽器の上手さでもありません。子ども達の健康です。先週から、お休みしている子が増えてきています。
　睡眠と栄養、そして、規則正しい生活をお願いします。

　水曜日はＡＬＴの訪問日です。今日は、シャンテルさんが中休みに子ども達と一緒にｓｏｃｃｅｒをして楽しみました。
　その服装で大丈夫か(-_-;)という私たちの心配をよそにシャンテルさんは軽快に走っていました。また、一緒に遊んでくださいね。

　本校では、人間としてよりよく生きていく力をはぐくために、地域の協力のもと、道徳的実践力を育成する場として米作りを行ってきています。水田での米作りの活動は、根室管内でも珍しい取り組みです。ここで出来た米は、『上風連米』と名付けられ、収穫祭などで食されます。また、今年度はもち米も収穫されました。もち米についてはお正月に実施される地域のもちつき大会で使われるようです。
　さて、本日は、米作りの最終段階、脱穀・精米です。先月、刈り取りした稲を子ども達は牛乳パックを使って脱穀し、さらに瓶に入れ精米を行いました。
　米作りを通して、協働して物を生み出す営みや勤労の大切さを学ぶことができました。
　今年度も根室振興局の皆様、そして、山村さんのご協力をいただきながら無事米作りを行うことができました。ありがとうございました。