上西春別中学校 [北海道別海町]

今日の６時間目に、今年度第１回目の避難訓練を、火災を想定して行いました。消防署から３名の方にお越しいただき、スモークマシーンで、人体には無害な煙を張っていただきました。

気温が低く、雨模様でしたので、体育館に避難する形で行いました。煙を吸い込まないようにハンカチや袖で口をふさぎ、姿勢を低くして避難しました。

消防署の方から、消火器の使用の仕方を教わりました。特に、初期消火の大切さについて説明を受けました。

最後に校長先生から、御自身が通っていた小学校の火災の話を初め、危機管理の大切さ、判断力の大切さのお話を聞きました。校長先生の方に体を向けて話を聞く１年生の姿が印象的でした。
今日学んだことを、ぜひ今後に生かしていきたいものです。お忙しい中お越しいただいた消防署の皆様、御指導ありがとうございました。

先週金曜日、放課後学習がありました。
いつものように生徒たちは、一生懸命学習に取り組みました。
鉛筆の音やノートをめくる音しか聞こえない静寂の中で学習に取り組みます。
他の生徒や教師がいても、どれだけ静かに自分の学習に集中できるか、それがこの放課後学習のポイントです。
集中して学習に取り組む体験の積み上げが、自分を鍛えていくことにつながります。

昨日の２年生体育の授業。
器械運動で跳び箱に挑戦中。
難しい技に生徒たち、取り組んでいました。

本日、英語検定一次を実施しました。
３名の生徒が昇級目指して挑戦しました。

英検は、現在の自分の英語力を客観的な目で測ることができますので、多くの生徒たちに挑戦してほしいなと思います。

生徒会役員による挨拶運動が、毎日行われています。
毎日、行うというのは、なかなか大変なことですが休まず行われています。

朝会での校長講話。
私にとっての「学びの場」である。

私が、問題を出して生徒に問いかける。

「一番だと思う人？」

何人かの生徒が手を挙げる。

ごくごく自然なことだ。

しかし、生徒に問いかけても誰も手を挙げないときもある。
なぜか手を挙げられない。
そんなときもあるものだ。

話を聞いていないというわけではない。
むしろ聞く態度はいつも立派である。

おとなしく、やさしいが、積極性がない。
失敗を恐れるところがある。

こう言ってしまえば、生徒の側に問題がある。
しかし、本当にそうだろうか。

私の話す内容、話し方、話の組み立てに問題はないのだろうか。

昨年、私が話しても、なかなか反応を示さないことも多かった。
やはりそれは、私の話が下手だからだ。
日々、成長している生徒たちの「プラスの芽」を引き出せてはいないからだ。

「積極性がない」のではなく、「積極性を引き出す」話ができていないからだ。
「失敗を恐れる」ということではなく、「失敗しても平気な雰囲気を作り出す」そうした話をすればよい。

そうしたことを思ってきた。

今週の朝会。
ちょっぴり手応えがあった。

笑いがあった。
上の写真のように生徒たちが手を挙げてくれた。
野球部のエースは、躊躇することなく、みんなの前に出てきて私の手伝いをしてくれた。

こんなちょっとした学校の場面だが、私にとってうれしいことであった。


６月５日
校長　青坂信司

５月３日に行われた「陸上記録会」の様子です。

職員室前の掲示板には、生徒たちの部活動の様子を紹介しています。
今回は「根室地区中学生卓球大会」の様子を紹介した掲示物を掲載します。
生徒たちの頑張りが少しでも伝わってくれたらなと思います。

総合的な学習の環境学習の一環で、２年生は、野付ネイチャーセンターガイドの方を講師にお招きし、野付の自然・歴史・環境について学習しました。

大変わかりやすい説明を、姿勢を正してきちんと聴いている２年生の姿が印象的でした。
最後に、クロスワード形式で、今日の講座で学んだことを復習しました。覚えたことを、定着させるためには、何事も復習が大切です。

今日も暑い日となり、各教室窓を開放していますが、蜂の侵入が２回ありました。学校でも十分指導していますが、登下校時その他、ご家庭でも、十分御注意ください。

今日も非常に暑い日でしたが、生徒の皆さんは６時間の授業を頑張った後、放課後活動にもしっかりと取り組んでいました。
委員会の生徒達が、花壇の花植えを行いました。

花壇を美しく保てるよう、水やり・草取り等しっかり面倒を見てあげてほしいものです。

今日は、はくちょう号の来校日でした。花壇の花植えを終えた図書委員が、返却・貸出活動をしっかりと行っていました。

読書には、いろいろな効果があります。朝読書にしっかり取り組みつつ、読書の習慣を身につけていってほしいものです。

今年度も放課後学習が始まっています。

上西中における放課後学習のねらいは、生徒一人ひとりに自主的・主体的な学習習慣を身に付けてほしいということです。

清掃、帰りの会が終了し、下校バスが来るまでの２５分間。
全校生徒が取り組みます。
複数の担当教師が、放課後学習の始まりの時間から終わりまで付いて、何かわからない点があればすぐに教えるというスタイルでやっています。

放課後学習の開始時刻になると、生徒たちは自分の学習を黙々と始めます。
静寂が教室を包みます。

この２５分間、集中力と緊張感が必要となります。
考えてみれば、このわずか２５分間を自分なりにきちんと学習できないようであれば、帰宅してからの家庭学習も満足にできないのではないかと思います。

家庭学習がきちんとできない生徒には、「苦痛の２５分間」となるかもしれませんが、放課後学習をやることを通して、学習習慣形成の一助になるのではないかと思います。

右に掲載した画像は、３年生女子生徒の放課後学習しているときのものです。
左利きの彼女は、右手に定規を持ちながら、重要なところに線を引いたり、ノートに書くとき定規を使って枠囲いしたりしていました。
上手に定規を活用しながらの学習スタイルです。
見ていて、感心しました。
定規を片手に持ち、定規を活用することで集中力を高めています。

自主的に学習するとき、このような学習技能ともいうべき「小さな技」が身に付いていることが、学習を効果的にします。
こうしたことも学習の土台となる大切なことです。


平成２６年６月４日
校長　青坂信司