2021年09月09日(木)
【上西春中】1年生の学級主張発表 [・1年生]
こんにちは、上西春別中学校です。これまで3回に渡ってお送りしてきた「学級主張発表会」ですが、昨日の1年生を持って無事終了しましたので紹介いたします。
さて、昨日はバタバタしていて、2校時目終わりに「前半最後の1人」の発表を聞くことしかできませんでした。それも頭からではなかったので、残念ながら詳しいことは書けませんが、聞いた内容から判断するに、どうやら「家族」をテーマとする主張文だったようです。この子は1年生ながら、発表態度も堂々たるものでした。学級予選なので原稿は持ったままでしたが、しっかりと聴衆に視線を送っている姿がとても良かったです。私の印象としては、5秒と開けずに「聴いている人たちの方を見ていた」ように感じました。教科担任の先生や学級担任の先生の事前指導が、しっかりと生徒に届いている証拠ですよね!
ちなみに1年生の主張文のタイトルは…「すきなもの」、「ゲームのしすぎについて」、「家族」、「『自分』『仲間』を信じる」、「SDGs 海の豊かさを守ろう」、「車について」、「好きな事について」、「兄弟」、「努力について」、「スポーツをやろう」、「アニメ文化は世代を超えた」、「なぜ本を読む人は少ないのか」、「コロナウィルスについて」、「スマートフォンと国語辞典について」、「音楽の楽しさ」、「漫画の効果」、「ぼくの願い」、「スポーツの良さ」、「異常気象と自然災害について」、「自然環境について」、「運動・スポーツがなぜ大切なのか」、「多数決について」、「地球温暖化について」、「挨拶について」、「マイクロソフトと僕」、「スポーツの良さと大切さ」、「制服制度」という27本になります。今日はこの珠玉の27作品の中から、「多数決について」という主張文を皆さんにご紹介します。
『多数決について』(一部の抜粋)
皆さんは「多数決」についてどう思うだろう。「多数の意見を尊重でき合理的」と言う人もいれば、「少数派の意見が蔑ろにされてしまい、勿体無い」と言う人もいる。
私はどちらかと言えば、後者の意見に近い。
そんな私の考えと、実際の体験や調べた事を聞いてもらいたいと思う。
まず、実際の体験について。
〜中略〜
しかし、多数決では必ず切り捨てられる少数の意見があるものだ。
少数の意見にも耳を傾けてほしいと思う。
もちろん、多数派の意見を尊重するのは間違っていない。
しかし、それが合っているのかも、今一度考えてほしいのだ。
…いかがでしたでしょうか。カットした「実際に体験したこと」の中身、凄く気になりますよね!
さて、これで全ての学年で「学級予選」が終了しました。この後は各学年2名ずつの「代表者」を選出し、「校内主張発表」本選へと向かうことになります。一体、誰のどの主張文が選ばれるのでしょうね?楽しみです!!
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年09月08日(水)
【上西春中】3年生の学級主張発表 [・3年生]
こんにちは、上西春別中学校です。前回に続いて今回も「学級主張発表会」の様子を紹介いたします。ちなみに今日は、昨日の2校時目から3校時目に掛けて行われた「3年生の主張発表」の様子になります。
前回の2年生主張発表は完全に見逃してしまいましたが、今度はちゃんと1人目から聞くことができました。例によって発表順にはなっていませんが、主張文のタイトルを紹介いたしますと…「動物の命の大切さ」、「勇気の声」、「自己嫌悪は悪なのか」、「『やりたくない』のにやる意味」、「感謝することの大切さ」、「時間の使い方」、「伝統を継承していくために」、「幸せの必要性」、「インターネット」、「インターネットの関わり方」、「お金の大切さ」、「流行り」、「『普通』ってなんだろう」、「スポーツの楽しさとは」、「メンタルを強くする方法」、「価値観の違いについて」、「競走馬の安楽死、すべてが悪じゃない」、「海のゴミの危険性」、「挑戦」、「長所と短所」、「スポーツの大切さ」、「音楽を聴くことで」…以上の22本になります。私はというと、まず1人目から6人目まで聞いた後、一旦中抜けをして仕事をし、また3年生教室に戻って3人程の発表を追加で聞きました。主張文というスタイルで文章を書くのは3回目ということもあり、3年生は「テーマ選び」の際の着想からして面白い子が多いなと思いました。今回はそんな中から、一際目を引いた題名の主張文を抜粋して掲載いたします。
『競走馬の安楽死、すべてが悪じゃない』(一部の抜粋)
皆さんは、競馬に安楽死という制度があることを知っていますか。
僕は競馬が好きなので休日の午後に放送されているレースを見ているのですが、見る前に走る競走馬の親などを見て、勝ちそうな馬を予想して見ています。そうしているうちに、親の馬にも興味を持ち、調べていると「安楽死」や「老衰」などの用語が出てきました。詳しく意味を読むと、文字通り「苦痛を与えずに死なせること」だそうです。今から二十年以上前にホクトベガという馬がいました。この馬は「砂の女王」と呼ばれるほどに砂のレース場が得意だったそうです。しかし、あるレースでこの馬は左前腕接部複雑骨折をしてしまい、安楽死の処分を施されました。骨折してしまっただけでどうして手術をしないの?と思っている人もいると思います。… 〜後略〜
いかがでしたでしょうか?今回は前半のみの掲載で、中〜後半部分はバッサリとカットしましたが、続きが気になりませんか?ちょっとだけカットした部分に書かれていることをお教えしますと、この直後に往年の名馬「テンポイント」のエピソードが紹介されます。さすがに私も名前しか知らない馬ですが、そもそもどうして中学校3年生が、競走馬に興味を持つようになったのでしょうね?不思議です。
最後の「学級主張発表会」は1年生です。1年生は一体どのような主張を聞かせてくれるのでしょうか…楽しみです!
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年09月07日(火)
【上西春中】校内主張発表,2年生学級予選 [・2年生]
こんにちは、上西春別中学校です。以前のブログでも「主張発表」の話題には触れたかと思いますが、昨日から1クラスずつ「学級予選」が行われております。初日となる昨日は「2年生の主張発表」でした。バタバタしていて聞きには行けなかったのものの、担任の先生が写真を撮ってくれていたので、それを掲載して2年生の予選の様子を紹介いたします。
まずは主張文のタイトルをお知らせします。ちなみに発表順には並んでいません。では…『差別と区別』、『継続の大切さ』、『時間の使い方』、『感謝』、『自分からきっかけを』、『嘘をつくことは本当にいけないのか』、『努力』、『人の好きなものは否定しない』、『伝統工芸品の大切さ』、『努力をして挑戦する』、『ブラック校則』、『相手の好きなものを尊重するには』、『ゲームはしても良いか悪いか』、『豊かな時間』…以上の14タイトル(この日欠席した人は後日発表するとのこと)です。このうち、一際筆者の目を引いた『ブラック校則』という主張文を、一部の抜粋ではありますが掲載したいと思います。なお、掲載にあたって発表者のNさんに許可をもらいに行ったら「え!ありがとうございます!!逆に光栄です。」と嬉しい一言をいただきました。良い子です!
『ブラック校則』(一部の抜粋)
「え?ママって中学生のとき茶髪だったの?」
私は髪の毛の色は黒じゃないといけないのでは?と思い、母に問いかけた。
すると母は、「私は毎日水泳少年団で泳いでいたから、プールの塩素で髪の色が抜けちゃったんだ。当時の先生には黒に染めて来いって言われたんだよね。今ならブラック校則って訴えればどうにかなったんだろうけどね。」と笑いながら教えてくれた。
私はその時初めて「ブラック校則」の存在を知った。
そして、どのようなものか調べたくなった。
〜 中略 〜
…また同じ話にならないのか?変えないままで本当にいいのか。私たちの話し合いは何だったのだろうか。
時代に合っていないから話し合いによって法律は変わっていくのに、なぜ校則は中々変わらないのだろうか。
私は、ルールは自分たちで決めるからこそ意味があると思う。
私たちの意見を、大人の都合で消さないでほしい。
私たちの意見を、染みついてしまっている常識で決めつけないでほしい。
「変えよう、意味のない校則を私たちの手で。」
いかがでしたでしょうか?全長版が読んでみたくなりませんか?ちなみに私は読みましたが、なかなか興味深い内容でした。
今日は3年生、明日は1年生の「学級主張発表」です。また、ブログ上で紹介いたしますので楽しみにお待ちください。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年09月01日(水)
【上西春中】8月の全校集会 [◆学校生活のようす]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日は8月最終日ということで、「全校集会」が行われました。
今回の全校集会では、まず最初に毎年学校区をあげて取り組んでいる(保育園と幼稚園は公募で、小学校と中学校は全校生徒にお願いしています)『楽しい子育て全国キャンペーン/三行詩コンクール』の表彰が行われました。令和3年度の中学校の部の応募総数は「366点」あり、その中から各管内のPTA連合会による審査を経て選ばれた48点が「北海道PTA連合会」に送られています。厳正な審査の結果、更に「優秀賞」5点が決定したのですが、何と、うち2作品が本校の生徒が応募したものだったのです。栄えある入賞者は2人とも1年生でした。おめでとうございます。
受賞作を以下に紹介させていただきます。
≪Kくんの受賞作≫
『弟よ ゲームはいいから 俺と遊べ』
≪Mさんの受賞作≫
『嬉しいのは 100点よりも 「頑張ったね」のその言葉』
ちなみにこの2作品は、今後「全国三行詩コンクール」にも送られることが決まっています。凄いですね!
表彰後は「校長先生のお話」でした。今回は現在開催中の「パラリンピック」の話題を取り上げながら、多様性(=1人1人に備わっている個性)についての内容を中心にお話をされていました。
最後は「生活委員会」からの連絡でした。生活委員長から「8月の生活目標2点」が元気よく示され、その後、毎月調査している「はんかち・チリ紙の携帯率」、「忘れ物率」の8月分が報告されていました。
気が付けば新学期スタートから既に5カ月が経過しました。あと1カ月で「前期」も終了です。何やらコロナ禍による予定の組み換えや延長、中止が相次いでバタバタしているうちに…という感じですが、各学年、いい形で前期を締めくくれると良いですね。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年08月25日(水)
【上西春中】2年生総合「未来につなげ隊Project〜道東の自然〜」第3弾 [・2年生]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日24日に二学期最初の2年生総合、「未来につなげ隊Project〜道東の自然〜」が行われましたので紹介させてください。
これまでブログ上でお伝えしてきた通り、一学期は外部の方を講師にお招きして、講話を聴くなど座学中心に取り組んできましたが、今年の2年生総合の副題は「道東の自然」です。自然についての勉強をするのですから、当然フィールドワークが必須になってきます。実際に見ずして・触れずしてこのProjectは完結しないというわけです。
そういうわけで遂にフィールドワークに行ってきました。今回の行き先は「野付半島ネイチャーセンター」でした。担任の先生は、先週からしきりに天気を気にしていましたが、当日は出がけこそ少量の雨が降っていたものの、現地に到着してフィールドワークを始める頃には予報通りに雨もやみ、無事に予定していた学習をすることができたそうです。往復の移動時間も含めると、2〜5校時目までの4コマを使った活動(野付半島ではフィールドワークですから、当然たくさん歩きました)でしたので、帰着後は少々お疲れの様子でした。それでも気力を振り絞って、6校時目にはしっかり「まとめの学習」を行っていました。引率したA先生、U先生、2年生の皆さん、お疲れ様でした。また、ガイドを引き受けてくださった野付半島ネイチャーセンター職員様、誠にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
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