2020年12月09日(水)
【上西春中】今年の「和楽器」授業は・・・ [・1年生]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日のお話しになりますが、1年生の音楽の授業で「和楽器演奏」が行われたので紹介いたします。
例年本校では、本別酪農太鼓保存会の方々の全面協力のもと、本別会館までスクールバスで移動して「和太鼓」の授業を行ってきました。ところが今年はコロナ禍にみまわれてしまったため、年度当初の段階で、予定していた校外学習は「全て中止」という決断を下していたのです。必然的に「和太鼓の授業」もなくなりました。それでも、音楽の履修内容から「和楽器演奏」が消えてなくなるわけではありません。とりあえずは今年、「和太鼓」に代わるものをどうするかを考える必要が出てきました。そこで、本校の音楽教師がチョイスしたのは「箏」(こと)でした。とはいえ、生徒数を考えると学校にある分だけでは不十分(何しろ自前の箏は1台のみですから)です。出来るだけ「箏」に触れる時間を長く!…と考えたらある程度の台数が必要になります。そう考えたら、すぐに台数の確保に動くのが本校音楽教師の凄いところです。西春別中学校と上春別中学校に「箏の借用」をお願い(快くお貸しいただきまして、誠にありがとうございます)し、自ら軽トラックを運転して合計6台もの箏を積んできたのでした。
・・・そんな苦労の末に行われた「箏の授業」は、昨日の4校時目にありました(2回目だそうです)。演奏曲は「さくらさくら」です。失礼ながら、もっとたどたどしい演奏を想像していたので、思いのほか上手に弾けていたのにはビックリしました。楽譜には「ドレミファソラシド」の音階ではなく、漢数字が書かれており、生徒達はこの数字を見てどの弦を弾けばよいかを判断していたようです。練習時間を経てアルトリコーダーとの合奏を披露してくれましたが、これもまた良かったです。美しい音色にだいぶ癒されました!
Posted by ブログ管理者 at 10時00分