2021年05月25日(火)
【上西春中】学級経営には、「各担任の個性」が出ます。
こんにちは、上西春別中学校です。今日は、1年生,2年生,3年生の担任が普段やっていることを紹介したいと思います。
まずは1年生担任です。これで3年連続の学級担任となり、昨年度は3年生を受け持っていました。3月に卒業生を出して感傷に浸っている間もなく、4月には新入生を迎え入れたというわけです。さて、この先生は出勤したら直ぐに教室に行き、黒板に生徒たちへのメッセージを書きます。中身は様々ですが、時には前日からメッセージを残していくこともあります。このように…
細かなことですが、「まぁ、いいか」と見逃すのではなく、その都度きちんと指導をしてくれるので、やがてどの子のロッカーもきちんと整理整頓されたものになっていくのです。ありがたいですね。
2年生担任には、毎日部活動が終わって(今は休部中ですが)生徒が完全に下校してから行うルーティンがあります。それが次の写真になります。
おわかりでしょうか?机の上にあがっているのは、検温表付の「健康観察シート」です。夜の見回りに行くたびに机の上にこうして置いてあるので、ある日、朝一で来ている生徒に「これは係の仕事とかなの?」と訊いてみました。すると、「いいえ、違います。」という返事が返ってきたので、担任の先生がやってくれていることがわかったというわけです。これもありがたいことです。
最後は3年生の担任です。昨年、一昨年と2年連続で「1年生」を担任してもらいましたが、今年は満を持しての3年担任登板となりました。この先生にも朝のルーティンがあって、それが次の写真になります。
おわかりでしょうか?黒板横に吊り下げるホワイトボードです。毎日、放課後に「次の日の連絡事項」をこれに書いて、出勤したら直ちに教室に置きにいくのです。生徒の中には、耳からの情報が記憶に残りにくい「視覚優位」のお子さんもいるので、こういった配慮は凄くありがたいのです。
いかがでしたか。ささやかなことではありますが、こういう気遣いができると「学級経営」は案外上手くいくものです。甚だ手前味噌ではありますが、本校の担任団は皆、大技だけではなくこういう小技も使えるところが素晴らしいなと思います。
Posted by ブログ管理者 at 10時00分