2018年06月08日(金)
【中西別小学校】授業改善〜45分の使い方〜 [校長室から]
本校の日課表では、9時30分から10時15分の45分間が2時間目です。私が教室を訪問した時刻は、9時55分でした。2時間目が始まって、25分が立っています。その学級でも授業のまとめを行っていました。
本校では、授業の後半の時間を使って習ったことが「理解できているか」「使えるようになっているか」など、定着を確かめる時間を設けています。
それでは、その様子を紹介します。
5,6年生では、同内容異程度の算数の授業を行っていました。5年生は小数で、6年生は分数と扱っている数字は違いますが、問題文は同じです。このような場合は、複式学級であっても同時進行で授業を行います。後半は、やはり習ったことを使って、新しい問題が解けるか挑戦する時間を授業者は設けています。
4年生でも定着を確かめる問題に挑戦していました。今、4年生は、学び合いを意図的に授業に取り入れているので、グループ形式にして学習していました。
また、本校では学習規律の徹底を図るために、机上に規律カードを貼っています。子どもが自らチェックできるように今年から教室掲示するのではなく、手元に置くことにしました。この取組は全校で行っています。
続いて、2,3年生です。こちらも複式学級です。2時間目は、算数でした。私が訪問した時は、3年生がまとめを行っていました。授業で勉強した大切なところを、授業者がまとめるのではなく、子ども達が自分の言葉でまとめます。自分の言葉でまとめることによって、どれくらい理解できているか授業者は確認することができます。
3年生がまとめを行っている時間に、2年生は力を合わせて問題を考えていました。早くできた子は友達と解き方を確認したり、説明を考えたりしています。じっくり考えたい子は、自分と向き合って解き方をまとめていきます。授業者が指導しなくても、子ども同士で勉強できるように成長しています。素晴らしい!
Posted by 中西別小学校 at 12時07分
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