中西別小学校 [北海道別海町]

新聞の構成について考える

　北海道教育委員会の指定事業を受け、２年目を迎えた今年、今週の木曜日（２８日）に授業公開と事例発表を行います。授業公開は第５，６学年国語と第４学年理科です。どちらの授業も教科書だけでなく、図書室の本も使って勉強します。
　本日は、公開授業に向け、授業参観の依頼を受けましたので、両クラスの授業を参観させていただきました。授業の様子を写真で紹介します。

観察結果を交流する

　まずは、４年生の授業の様子です。４年生では、昨夜、各自が行った星の観察結果を持ち寄り、星の動き方について検証していました。東の空を観察した児童は、東から南に登っていくように動くことを知り、南の空を観察した児童は、東から南を通って西に動いていくことを知り、西の空を観察した児童は、南から西に下がるように動くことを知りました。
これらの事実から星の動き方がわかり、その動きは太陽や月と似ていることが理解できました。

星の動きを、身振りで伝える

観察結果をまとめる

新聞の構成を確認する

　続いて、５年生の授業です。５年生では、新聞スクラップを作るために、学校で購読している新聞２社の新聞を見比べて、見出しやリード文などの構成のよさを見付けていました。子どもたちが気付いたことをもとに、自分の興味をもった記事のスクラップを作ります。

構成要素を色分ける

新聞２社を比べる

筆者が伝えたいことを書き出す

　最後に、６年生の授業です。６年生では、自分でコラムを書くために、筆者の書きぶりや表現方法などの観点から教科書に載っている「森のはたらきと健康」を読んでいました。　今後は、根拠となる図や表を関連させて説明することのよさや読み手に説得力をもたせる構成について理解し、コラムを書きます。

意見を出し合い、事例を探す児童

何度も読み返す

グループで見付けたことを伝える

ミニボードに考えをまとめる

職員室でご挨拶をいただきました

　本日、別海町教育委員会の教育委員と職員の方々にご来校いただき、授業参観と給食試食を行っていただきました。まずは、５，６年生の算数、４年生の国語、２，３年生の算数、１年生の算数の順番に参観していただきました。教育委員の方々からは「みんな集中して授業を受けている。」「１年生が友達に向かってしっかり自分の考えを発表している。」など、たくさん褒めていただきました。
　

５，６年の算数を参観していただきました

４年生の国語を参観していただきました

２，３年の算数を参観していただきました

１年の算数を参観していただきました

指定事業の説明

　授業参観後、リニューアルされた図書室で学校経営の方針及び学校図書館活用促進事業に関する説明を行いました。

　その後、各教室に分かれていただき、子どもたちと一緒に給食を食べていただきました。教育委員の皆さんは、子どもたちと好きな勉強や少年団の話等を会話しながら楽しく食事をされました。

給食の試食（１年生）

給食の試食（２，３年生）

給食の試食（４年生）

給食の試食（５，６年生）

全体会の様子

　この度の訪問を通して、教育委員の皆様からご指導いただいたことをもとに、学校経営の改善に努めてまいります。本日は、ありがとうございました。

場面を劇化して伝える

　先日、実施した「いじめに関するアンケート」で「友達に無視された」という回答がありました。よりよい人間関係を構築するためには、適切なコミュニケーション能力を身に付けることも大切ですが、もっと簡単で大事なことがあります。その大事なことを気付かせるために、本日の全校朝会で指導部の先生方が発表してくれました。

悪い聞き方を演じる（１回目）

良い聞き方を演じる（２回目）

　２つの友達と話している場面を劇化し、子どもたちに比べさせ、どちらがいいか意見を聞きました。子どもたちは、「２回目の方がいいよ」と言って、手を上げて理由を発表しました。

２回目の方がいいです。

顔を見て聞いています。

相手を見て、返事しています。

うなずいて聞いています。

うなずきの術の紹介

　その後、「うなずきエクササイズ」を行いました。二人組になってうなずきながらお話を聞くという活動です。子どもたちは、楽しそうに話し、うなずきながら話を聞いていました。これからも相手を見て、うなずきながら話を聞いて、よりよい人間関係を作っていきましょう。

実際にやってみよう！

顔を見て話す！

うなずくと、笑顔になる！

話していると、楽しくなる！

話を受け止める。

向き合うと、楽しい。

うなずくと、表情が変わる。

職員の手作り資料です。

　国の「第三次子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」にも掲載されている知的書評合戦(ビブリオバトル)が今年度の別海町教育行政執行方針にも盛り込まれています。町内の学校は、この執行方針を受け、自校の教育活動の中で重点的に取り組みます。
　さて、本校では授業で扱う前に、子どもたちに興味をもってもらうために校長と教頭のビブリオバトルをまとめて掲示しました。何人の子どもが反応してくれるか楽しみです。
　なお、青文字の「ビブリオバトル」をクリックすると、公式ウエブサイトにつながります。

上手に登りますね

　久しぶりの青空です。子どもたちは心を躍らせて、休み時間、グラウンドに飛び出しました。鉄棒で逆上がりの練習をする子、登り棒で競走する子、お話ししながらブランコをこぐ子・・・グラウンドの中央では、先日行った新体力テストに再チャレンジしている子もいました。測定当日に欠席した児童につきあって走っています。やっぱり、子どもは青い空が似合いますね。

あっという間に、てっぺん！

誰とお弁当食べる？

気持ち、い〜！

２０ｍシャトルランで競う

　この度、２階ホールに新しい本棚を設置しました。学校の空間の中で２階ホールは授業や休み時間など様々な場面で活用されることから、「北海道を知ろう」コーナーをつくりました。本棚には、アイヌの人々に関する図書や萩野吟子氏の伝記、お菓子の街をつくった男の話など北海道に関する書籍を集め、紹介しています。保護者の皆様も是非、７月６日（金）の参観日の際には、手にとってご覧いただければ幸いです。

言われたから、やるんじゃない！

　今朝、出勤した時、児童玄関から元気に飛び出し、ビニールハウスの方へ走っていく子どもを見かけました。後をついていくと、２人の子が学級で育てている野菜に水をあげていました。
　１年生の子に「当番なの？」と尋ねると、「ちがうよ。今日、暑くなるから。」という答えが返ってきました。また、２年生の子に「いつもあげてるの？」と尋ねると、「毎日、あげてるよ。水は朝、あげた方がいいんだよ。昼にあげると、野菜が駄目になるから。」と説明されました。
　以前、地域の畑名人の方に教えていただいたことが身に付いている証です。自分の考えをもって、主体的に活動する子。素晴らしいですね。

毎日、かかさず行う

野菜のことを考えて