2021年11月11日(木)
【上西春中】2年生が「職業体験学習」を行いました! [◆地域連携]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日の話題になりますが、2年生が総合的な学習の時間の一環として、「職業体験学習」を実施しましたので紹介させてください。
すでに何度も触れていることではありますが、昨年度はコロナ禍で、例年行っていた活動の殆どが中止となってしまいました。本校の「キャリア教育」も例外ではなく、1年生の「職場訪問学習」、2年生の「職場体験学習」、3年生の「上級学校訪問」の全てが実施できませんでした。これらの体験学習は、「キャリア教育」の中でも目玉的な活動で、毎年生徒たちも楽しみにしています。苦渋の決断ではありましたが、昨年度の状況では各事業所や学校に受け入れをお願いするわけにもいかず、中止と判断したのでした。
今年の「職業体験学習」は、感染状況がどう変化していくか読み切れない中、「何とか2年生に体験的な活動を」と担任の先生が一生懸命考えた末に生み出されました。その結果、従来の「各職場にうかがう形で行う」職場体験ではなく、「色々な職種の方々に学校に来ていただく形で行う」職業体験に変わったのです。
協力をお願いしたのは、「道東クリエイト」(清掃)、「上西春別保育園」(幼児保育)、「陸上自衛隊別海駐屯地」(特別職国家公務員)、「ハートフラワー・チャーリー」(花木販売、バルーンアート)という4つの職場でした。2コマ100分で、全ての生徒が4業種の「職業体験」をするということで、各職場の皆様には「25分の体験メニュー」を用意していただきました。生徒たちは講堂内に設けられた各職場のブースを回って、順番に「職業体験」をしていくという内容になりました。
【道東クリエイト】(清掃)
【上西春別保育園】(幼児保育)
【陸上自衛隊別海駐屯地】(特別職国家公務員)
【ハートフラワー・チャーリー】(花木販売、バルーンアート)
私も少しだけ授業の様子を覗きに行きましたが、みんなとても熱心に取り組んでいました。講師の皆さんがお帰りになられた後、担任の先生が「とても楽しかったです。1ブース25分じゃ足りないぐらい。」と笑顔で教えてくれました。
こういう状況下で、「何がやれるか、どんな学びが生み出せるか」を考えた末に行った「職業体験学習」は、どうやら生徒にとっても教師にとっても「有意義な学びの機会」になったようです。
平日、本来のお仕事の合間をぬってご協力いただいた「道東クリエイト」K様、「上西春別保育園長」I様、「陸上自衛隊別海駐屯地」の皆様、「ハートフラワー・チャーリー」代表S様、誠にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分