2019年06月12日(水)
【上風連小学校】別海町教育研究協議会での学び [[校長発]]
■皆さん、おはようございます。
今日も新しい一日がスタートしました。
今朝の上風連は、たくさんの鳥達の鳴き声がとても賑やかに響き渡っていました。
■公務補さんが、朝早くからプランターの花々に水を上げてくれています。ありがとうございます。
■今日も、未来に生きる子ども達が元気に登校してくれました。「おはようございます!」という元気な挨拶が今日も響いていました。
虫かごを見せてくれた2年生がいました。かごの中を見ると大きなアゲハ蝶? た、大きな羽をバタバタとさせていました!
■今朝の職員朝会では、昨日の午後から開催された別海町教育研究協議会一斉研修での学びについてお話しました。
一斉研修では、NIEの講演も勉強になりましたが、秋田県横手市視察報告は、大きな学びとなりました。
特に「言語活動の充実」と「授業のふり返り」は、子どもの資質能力を育成する上で不可欠な要素であるということを再認識しました。
「言語活動の充実」については、課題に対する解や、習得した知識をいかに自分の言葉として表現できるようにさせるか授業を構想する上で試行錯誤する必要があります。
皆さんは、一生懸命取組んで頂いています。有難うございます。
「ふり返り」についても授業の終末に「授業の感想」を発表させたり、「振り返り」の内容を掲示して、学習の「振り返り」に取組ませ、学習の定着を図っている先生もいます。
なお、学習の「ふり返り」には、「レベル」があるので、日常的に行い、徐々にその質を上げてもらえればと思います。
先生方の机上に配布した「教科通信『共育』」は、私が教頭に成り立ての7年前に発行したものです。これには、5.6年生の国語と算数の授業を担当し、その授業の終末で子ども達に取組ませた「授業作文」が掲載してあります。
その内容は、次です。
▼「授業作文」(NO.61) 5年○○ ○○
今日の勉強は、百分率の量を求める文章問題でした。
「比べられる量」を求める式は、次です。
「比べられる量」=基にする量×割合
ここで、基にする量とは、全体の量だ。
割合は、百分率を割合にした数だ。
「1」の問題を解くと、300ml×0.2
答えは、60ml。
つまり、300mlの20%は、60ml。
今日の勉強は、「1」がよーく考えれば分かったのでかんたんでした。
▼この授業作文は、2.3分で書かせたものです。
表現などは、まだまだの所が多いのですが、自分の言葉で書けているところが評価できます。
このように自分の言葉で、自分の思考でいかに表現させるかが「言語活動を充実」させることになります。
授業を子どものものとする「ふり返り」となります。
是非、参考にして頂ければと思います。
Posted by 上風連小学校 at 11時00分
コメント