2019年06月10日(月)
【上風連小学校】「記録の重要性」 [[校長発]]
■皆さん、おはようございます。
今日から、新しい一週間が始まりました。
今朝の上風連は、雨が上がったばかりなのでしょうか、道路が湿っていました。
気温が上がらない日々が続いています。体調を崩す人が出てくることでしょう。皆さん、体調管理に気をつけてください。
■今日も、未来の社会で活躍する子ども達が、元気に登校してくれました。
「おはようございます!」と今朝も明るい挨拶が、響いていました。
「今日も、頑張ってね!」と声をかけると「はい!」と、明るい笑顔で応えてくれていました。
2年生の男の子達が、「カタツムリをつかまえた!」と言って、大きな袋から出して見せてくれました。
ものすごく大きなカタツムリでした。
■今日の職員朝会でお話したことは、「記録の重要性」です。要点のみ伝え、後は校長通信を見てもらっています。
▼すずらん贈呈が先週無事に終了しました。計画・準備・指導・引率等、誠にありがとうございました。
「すずらん活動」は、未来に生きる上風連の子ども達一人ひとりにとって、忘れ得ぬ体験となったことと思います。また、この活動を通して社会性も大きく育まれたことと思います。
▼さて、今週12日(水)に上風連地区のコミュニティ・スクール(CS)推進会議があり、経営方針について説明します。
強調する点は、「社会に開かれた教育課程の実現に向けた取組」です。
この意義については、先月(5月20・21日)の全道新任校長研修会での内容にあったように、様々な教育課題を学校だけで抱えるのではなく、保護者・子ども・そして、地域と学校が共有し、解決を図っていくようにすることです。
その意味でもこれまでブログで学校の考え方や教育活動の意義等を発信してきました。しかし、これはまだ入り口に過ぎず、保護者や地域といかに「生き抜く力を形成するか」という目的と目標の深い「共有」を図るためには、具体的取組の発信が今後ますます重要になってきます。
そこで大切なことは、「記録の蓄積」です。
令和2年度からスタートする新学習指導要領では、「何が身についたのか」という「学習評価を通じた学習指導の改善」が不可欠です。
そのためにも、「何を学ばせるか」「何を身に付けさせるか」「何ができるようになったか(何が課題か)」の授業の記録を取ることはとても重要です。
「記録」は、「事実」であり、その事実が「共有」でき得るものです。
▼学校の教育目標である「21世紀の担い手として、国際社会に積極的に生きる心身共にたくましい情操豊かな人間の育成」を根底とした「実践→検証→改善→計画」という「事実」の蓄積が「共有」のスタートとなります。
学校による発信の「共有」は、「価値ある事実(実践→検証→改善→計画)」を更に生みます。
「記録」は、正しい「知識」です。
▼何が本当で何が嘘か分別の付かない情報が入り乱れる現代の情報化社会にあって「事実の記録」は、そういったことに振り回され、後悔しないための正しい大切な知識となります。私自身も判断を誤らないよう日々、「時・場所・相手・内容・その時の様子等」を克明に記録しています。
子ども達の学習においても「ふり返り」という「事実の記録」が重要視されているのもその理由の一つです。
「事実の記録」から、確かな未来の創造が始まります。
■公務補さんが、雨の中でも、校舎の周りの雑草をくわ等で掘り起こしてとってくれています。
公務補さんのお陰で、校舎の周辺がとてもきれいになり、子ども達は気持ちよく学習することができます。
公務補さんは、縁の下の力持ちです。
Posted by 上風連小学校 at 09時11分
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